- 商品コード:
-
code:pg_0106_10
PDF/月刊誌論文/code:pg_0106_10 マテリアル インテグレーション 2001年6月号
- 通常価格(税込):
-
2,200
円
- 販売価格(税込):
-
2,200
円
ポイント:
0
Pt
- 関連カテゴリ:
-
電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 2001
PDF/月刊誌論文/code:pg_0106_10 マテリアル インテグレーション 2001年6月号
ELECTRONIC CERAMICS ナイトライドセラミックスの新展開(1)
連載
粉体粒子の複合化とセラミックス構造制御(2) -気相反応法によるナノ複合粒子の合成-
■著者
九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 北條 純一
■要約
気相反応法は超微粒で,分散性が良く,高純度のセラミックス粒子を合成するのに有効な方法である.とくに,雰囲気制御が容易で,SiU3SU NU4SU ,SiCなどの非酸化物超微粒子の合成が可能である.さらに,多成分原料を気相で均一に混合し,高温で反応させて複数の化合物を同時に析出させることによって複合超粒子が合成できる.生成粒子は複数の成分が原子,分子あるいはナノレベルで混合しており,これをナノ複合粒子と呼ぶ.ナノ複合粒子はナノコンポジットの原料として極めて有用である. 著者らは,SiU3SU NU 4SU 系およびSiC系セラミックスのナノ複合化による機械的特性の改善を目的として,ナノ複合粒子の合成について研究してきた.本稿では,気相反応法によるSiU3SU NU4SU 系およびSiC系のナノ複合粒子の合成に関して,合成プロセスならびに反応系による複合構造の違いについて紹介する.