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PDF/月刊誌論文/code:pg_0307_06 マテリアル インテグレーション 2003年7月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0307_06 マテリアル インテグレーション 2003年7月号
INTER MATERIAL 希土類4f電子機能材料の開発動向

希土類蛍光体を用いた白色LEDの現状と将来
■著者
日亜化学工業(株) 第2部門技術本部 第1技術部 市川 将嗣 他

■要約
1993 年のGaN 系III-V 族化合物半導体を発光材料とした青色発光ダイオードの量産化実現以来,高出力の可視LEDの研究が多方面に渡って精力的に行われている.一方青色LED の登場によって光の3 原色RGB(R:赤色,G:緑色,B:青色)が揃う事となり,LED による白色発光も可能となった.しかしながら3 個のLED チップを用いなくてはならない点,RGB それぞれのLEDが異なる発光効率を持つ為,これらの発光を均一にする為の駆動回路が必要となる点等から,安価に作製できないという問題を抱えていた.またそれぞれのLED の劣化スピードが違う事により特性的にも安定しないという問題もあった.この様な理由から単一LED チップによる白色LED の開発が望まれてきた.1996 年9 月当社で製品化された白色LED は,InGaN 青色LED と黄色発光するYAG (Yttrium AluminumGarnet) 蛍光体を組み合わせたハイブリッド型発光素子であり,単一LED チップにて白色発光を可能とした.現在では,この方式により発光効率が白熱電球の15lm/W を大幅に超え,小型蛍光灯と同等の60lm/W を実現している.本稿では,蛍光体とLEDチップとの組み合わせによる白色LED の現状と将来について述べる.
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