商品コード:
code:pg_0402_05

PDF/月刊誌論文/code:pg_0402_05 マテリアル インテグレーション 2004年2月号

通常価格(税込):
2,200
販売価格(税込):
2,200
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
電子出版物(マテリアルインテグレーション論文) > 2004
PDF/月刊誌論文/code:pg_0402_05 マテリアル インテグレーション 2004年2月号
INTER MATERIAL 酸化チタン光触媒とその応用

酸化チタン光触媒による汚染水の浄化と反応機構
■著者
明星大学地球環境科学センター 日高 久夫 他

■要約
1980 年初頭から,二酸化チタン 光触媒を用いた光分解は種々の汚染物質の浄化に有効な新しい処理技術の一つとして関心を集めている.TiO2 による有機物質の光分解に関する報文数は年々対数的に増加し,現在でも各国で多くの研究開発が行われている.TiO2 分解反応は多くの環状化合物では容易に開環反応が進行し,直鎖型化合物は付随する官能基などに強く依存する.リン系化合物はリン酸イオンへ,塩素系化 合物の塩素原子部分は塩素イオンに,硫黄系化合物は硫酸イオンへ,窒素系化合物はアンモニウムイオンや硝酸イオンへそれぞれ無機化される.著者らも水溶液系でモデル化合物を始め,界面活性剤や農薬,シアン化合物,メッキ廃液,高分子,生体高分子,色素などの有機汚染物質の光分解およびそのメカニズムについて研究について報告してきた.本節では,これまで行ってきた水質汚染物質の分解メカニズムの解明および太陽光を利用した研究について紹介する.また,有機汚染物質を容易に分解することが可能とされるTiO2 光触媒を用いても,中間体としてトリアジン骨格を有した難分解な物質が生成し完全な無機化まで達することができない分解反応もある.このような特殊な事例についても述べる.
数量:

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。