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PDF/月刊誌論文/code:pg_0403_04 マテリアル インテグレーション 2004年3月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0403_04 マテリアル インテグレーション 2004年3月号
ELECTRONIC CERAMICS 希土類蛍光体
分子蛍光体としての希土類ポリ酸とフォトルミネッセンス特性
■著者
東京工業大学 資源化学研究所 助教授 成毛 治朗 他
■要約
分子内に希土類が取り込まれたポリ酸の発光を初めて目にしてから18年余りになる.当時まだ修士1年だった筆者が文献を見ながら合成した希土類ポリ酸単結晶を装置にセットし,暗室の中で分光器の波長ダイヤルをゆっくりと回しながら紫外光を照射すると,鮮明な赤. オレンジの発光が浮かび上がった.蛍光体の研究者には日常の光景であろうが,蛍光物質の輝きを初めて見た筆者にとっては大きな驚きであった.強い蛍光を放った希土類ポリ酸は,1971年に初めて報告されたユウロピウムを取り込んだポリタングステン酸のナトリウム塩で,当時知られていた数少ない希土類ポリ酸のひとつであった.