細胞医療の未来に向けて
失われた組織・臓器機能を取り戻そうとする現代の再生医学においては、細胞を基盤にした治療戦略と技術が不可欠な要素となります。今回の講演会では、iPS細胞をもたらすことになった体細胞リプログラミングから医工学の話まで、期待される次世代の細胞医療の姿が垣間見えることでしょう。
2015年8月1日(土) 開場:13:30~
京都大学時計台百周年記念ホール 会場ご案内 >>
14:00 | 開会挨拶 開 祐司 (再生医科学研究所 所長) |
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14:05 | 15:05 |
講 演 Ⅰ 「体細胞リプログラミングがもたらす理想と現実」 多田 高 (再生医科学研究所 准教授) 体細胞リプログラミングによって登場したiPS細胞は、2006年の論文発表から一躍再生医療の主役に躍り出た。この十年で、基礎から応用へ、応用から産業への声が高まっている。リプログラミングの研究を紹介すると共に、期待によって膨らんだ理想と立ちはだかる壁に直面する現実、その狭間にある基礎研究についても触れてみたい。 |
15:10 | 16:10 |
講 演 Ⅱ 「細胞を元気づけて病気を治す -再生医療の全体像と現状を知るー」 田畑 泰彦 (再生医科学研究所 教授) 再生医療とは、からだ本来がもっている自然治癒力を高め病気を治す医療である。そこで、自然治癒力の基である細胞を元気にすることが大切となる。例えば、細胞に食べ物や家を与え、細胞を元気にすることが可能となってきている。発表では、細胞の食べ物、家とは何なのか?再生医療の全体像と現状をわかりやすく説明する。 |
*やむを得ない事情によりプログラムが変更になる場合があります。
◆ 事前申込制 定員500名(申込順) 入場無料
参加ご希望の方は,以下のいずれかの方法でお申込み下さい。
後日,入場証をお送りいたします。
*参加者の皆様の情報を適切に保護し、本講演会の開催・受付の目的以外には使用いたしません。
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